東北小紀行

夏休みにひさびさの遠出、
岩手旅行に行ってまいりました。

花巻、盛岡を中心に回り、
宮沢賢治の足跡を辿る旅。
ここ2年程、童話、伝記、評論などを家族で読み込み、
賢治への想いを募らせての旅です。

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賢治が教鞭を取っていた羅須地人協会。
黒板に書かれた、
「下ノ畑ニ居リマス」
の文字が有名です。
訪れたときは、地元の高校生が茶道のお稽古中で、
茶を一服ご馳走になりました。
引率の先生と賢治について話している間、
「賢治先生」と必ず「先生」をつけて話されていて、
今の世に受け継がれている尊敬の念に感動しました。

遠くなだらかにそびえる岩手山。
岸辺に樹木が生い茂って、水面に覆いかぶさるような独特の情景の北上川。
広々とした田畑に点々とある林を影にして建つ農家。
こういう花巻の詩的な景観が賢治の内面をはぐくんだのでしょう。
そのにおいを胸いっぱいに感じることができました。

途中、秋田に脚を伸ばし、
工房見学のお願いをしていた柴田慶信商店さんへ。
伝統工芸大館曲げわっぱの工房です。

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乾燥室は底板用、曲げ材用の二部屋があり、
材の変形を極力抑える工夫がされています。
それに比べて曲げの工程の部屋が小さいのが意外でしたが、
曲げの工程の時はまとめてピストン的にやっていき、
部屋からどんどん出してしまうためでしょう。

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曲げ加工後の仕上げに、やはり作業時間、場所が要求され、
仕上げを合理的且つスピーディーにやれる設備が整っていました。
訪れたときは曲げの工程はされていませんでしたが、
2代目の昌正さんに色々ご説明いただき、
普段自分がやっている仕事の中の疑問点をいくつか解消する糸口を頂きました。
「商売仇だからあんまり教えたくないな~」
と言いながらも親切に沢山の質問に答えて下さった昌正さんに大感謝です。

途中何度もカメラの充電をきらして、
いくつもシャッターチャンスを逃した気がしますが、
シャッターチャンスであればあるほど、
それはその瞬間に、レンズ越しではなく肉眼で見ていたいものでもあるような気もしています。
まあ、いつもの準備不足の言い訳ですが・・。

とにもかくにも充実の東北旅行でした!

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